ドイツワイン🇩🇪の格付け

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みなさんこんにちは。

何となく始めたワインの格付けについての備忘録だったのですが、せっかくならと思いますのでドイツワインについても掘り下げてみようと思います。

個人的には、ドイツ語が中々入ってこないので苦手意識がありますが、自分も勉強するつもりでまとめてみます‼︎

Q.m.P -Quäitatswein mit Präikat- (生産地限定格付け上質ワイン)

読み方は、クヴァリテーツヴァイン・ミット・プレディカートと少々ながいので、Q.m.Pでいいと思います。

最高クラスのワインカテゴリー。
ブドウ収穫時の最低糖度などで 「Q.b.A」より厳しい条件の公的な検査に合格したワインで、「補糖」は禁止されている。 13のワイン生産地域の中で区分さている地区(ベライヒ-Bereich)」で収穫されたブドウのみで造られ、他の地区(ベライヒ)のワインとのブレンドは認められない。
ブドウ の糖度・収穫方法によって6つに分類されています。

カビネット

「Q.m.P」の中では、最も糖度の低いもの!シュペトレーゼ以上のものの持つ厚みには少し欠けるが、エレガントで繊細な味わいは他に類を見ない。辛口(トロッケン)ないし中辛口(ハルプトロッケン)に仕立てられる。

シュペートレーゼ

この言葉は「遅摘み」を意味するそうです。通常の収穫時期よりも、遅い時点で収穫された完熟ブドウを使用。従って、 糖度やエクストラクト分が増え、奥行きが深まり、しっかりした味わいのワインになります。

アウスレーゼ

完熟した房を選んで摘み取り造られたワイン。従って、収穫量は大幅に落ちる。シュペトレーゼより更に凝縮された味わいを持つ。

ベーレンアウスレーゼ

主に貴腐ブドウの粒を選び取り仕込まれた、フルーティーで味わい豊かなワイン。大きい労働の手間と収穫リスクを伴うから高価。諸要素が凝縮されているから、かっては薬として飲まれた。

アイスヴァイン

ブドウは凍った状態(マイナス8度)で収穫され、プレスされる。そうすることによって、ブドウの果汁 は自然に濃縮され、アイスヴァイン独特の非常にフルーティーな酸味と甘味が際立った味わいが生まれる。

トロツケンベーレンアウスレーゼ

このワインは、ドイツの最高級ワインで、過熱したブドウに貴腐菌がつき、水分が蒸発して干しブドウ状態になった粒を選りすぐって収穫する。ハチミツのように密度が高く、アペリティフもしくはデザートワインとして最適のもの。高級ワインとなるのもこのクラスですね。

Q.b.A -Quäitatswein bestimmter Aubaugebiete- (生産地限定上質ワイン)

読み方は、クヴァリテーツヴァイン・ベシュティムター・アンバウゲビーテで、こちらも長いので略してQ.b.Aでいいです。

13のワイン生産地域のいずれかの1地域で収穫されたブドウのみ造られ、公的な検査に合格したワイン。

ブドウ品種や最低糖度が13の地域それぞれで規定されている。また、別のワイン生産地域のワインとのブレンドは認められない。トイツで生産されるワインの多くは、この「Q.b.A」と「Q.m.P」のカテゴリーのもの。

2000年から、この「Q.b.A」の中に、Classic〈 クラシック 〉と Selection〈 セレク ション 〉という辛口ワインのカテゴリーが新しく設けられました。
Selection〈 セレク ション 〉は クラシックより上級で、品種、収穫量、糖度(アウスレーゼ相当〉等、より厳しい規定がある。通常ラベルには「畑名」が記されています。

Deutscher Landwein (ランドヴァイン=地酒)

ターフェルヴァインより個性的で、且つ地方的特色を持ったワイン。19の生産地域が「ランドワイン地域」として指定されている。

Tafelwein (ターフェルヴァイン=テーブルワイン)

ドイツ国内で生産収穫されたブドウを原料としたワイン。通常「ドイチャー・ターフェルヴァイン」と呼ばれる日常消費用ワイン。

なんとなくですが、名称が長くなるほどハイクラスになるのが、ドイツワインの印象です😊

当店でご用意しているのも、大抵がQ.b.Aですねー

まずドイツワインを飲むに当たって、日本人は辛口嗜好な方がおおいので、まずは自分の好みを知るのが大切です。

糖度で格付けされるドイツの上質ワインですが、口に合わなかったら残念ですしね。。

あと、ドイツの高級ワインになると価格もさることながら、エチケットもゴージャスになる感じがします。いつか飲みたい憧れのワインです🍾