バックヴィンテージなシャブリ

Bonjour‼︎

グランドメニューでご提供しておりました『ドメーヌ ベッサン・トランブレイ シャブリV.V.’20がヴィンテージ切れまてなってしまいました😭

代替品を探していましたら、なんと同じ生産者のバックヴィンテージが入荷できました‼︎

ちょっとだけ値上がりは否めませんが、味わいは本物ですよ!

名称の表記変更前のヴィンテージなので、ジャン・クロード エ ロマン ベッサンとなってます。

樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)から作られるシャブリです。シンプルな味わいの奥に、古樹由来のアロマの力強さがプラスされた、ワンランク上の味わいですね😊

グラスから桃や青リンゴ、柑橘系オイルの香りが漂い、その後、艶やかなアタック、ジューシーな酸、果実の深い芯を持つミディアムからフルボディの味わいが続く印象で、ワイン・アドヴォケイトも90点を獲得しているヴィンテージです!

熟成を経たシャブリを秋の夜長にいかがでしょう🎵

今さら聞けないブルゴーニュ生産者🇫🇷16

Bonjour‼︎

北海道は暑いと言ってたのに、いきなり初秋といわんばかりの涼しさで、行楽シーズン的には最高の時期となりそうですね😊

個人的には、秋になると赤ワインが飲みたくなるのは、旬の食材が色々と出てくるからでしょうかね。やはり、腐葉土な香りのするブルゴーニュのピノ・ノワールは良いですねー!

という事で断続的ですが、ブルゴーニュの生産者紹介といきたいと思います。

ポンソと双璧を成し、モレ・サン・ドニの名を一躍世界に知らしめる立役者となったドメーヌ・デュジャック!モレ・サン・ドニは、デュジャックなしには語れないといわれるほど、素晴らしいワインを生産しています🍷

この名声を、ジャック・セイスはわずか一代で築き上げました。彼は、父から譲り受けたパリの製菓会社を経営していましたが、ワインに魅せられ、ヴォルネイのドメーヌ・ド・ラ・プースドールで2年間修業、会社をナビスコに売却し、1968年、代わりにモレ・サン・ドニのドメーヌ・グライエを買収しました。

ニコラ・ポテルやシャルル・ルソー、ベルナール・クレール=ダユ、アンリ・グージュ、オベール・ド・ヴィレーヌなどの大御所らの醸造法をお手本に、ワイン造りを開始したそうです。

当初4.5haだったブドウ畑は、徐々に買い足していき、2005年にはドメーヌ・トマ=モワラールから特級畑を購入しました。これにより、ドメーヌのポートフォリオは一層華やかさを増し、シャンベルタンとロマネ・サン・ヴィヴァンが増え、現在7つもの特級畑を所有する、ブルゴーニュ最良のドメーヌの一つにまで、上りつめました!

ちなみに、グラン・クリュは、モレ・サン・ドニにクロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニィにボンヌ・マール、ジュヴレ・シャンベルタンにシャルム・シャンベルタン、ル・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネにロマネ・サンヴィヴァン、フラジェ・エシェゾーにエシェゾーと涎が出そうな畑を所有していますね😋

そして、コート・ド・ニュイでは珍しい、白ワインの造り手でもあります。1985年の霜害で、村名モレ・サン・ドニの一部が枯死したのを機会にシャルドネを植え、モレ・サン・ドニ ブランとしてリリースしたことが始まりです。こちらも、同じく高評価を獲得しています。さらに、モレ・サン・ドニ1級畑モン・リュイザンの0.6haの畑にもシャルドネを植え、2000年からリリースを開始しています!


完全無除梗による全房発酵が特徴で、梗が色素を吸収するため、色調は比較的淡いものの、香りと味わいはしっかりしたワインが造られます。また、梗をまるごと使用することで、除梗の際に果実を傷つける心配がないことも、採用の大きな理由なのだそう!

現在は、息子のジェレミーとアレックがそれぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを実質的に引き継いでいます。

ジェレミーに変わってからは、ヴィンテージに応じて除梗率を変え、以前よりも色合いはしっかり、果実味も充実したものとなっています。全体的に淡やかな色調ですが、華やかな香りと骨格と長命さ、そして「松茸の香り」に似た、ウットリする芳香が、デュジャックの特徴です。

素晴らしい香りと、絹のような酒質が最高!骨格のある長期熟成向きのスタイルで、熟成を経ることで、この独特のアロマと美しい果実味、滑らかなタンニンが見事なバランスで一体化し、洗練された完全無欠の味わいへと変貌を遂げるのです🤔

ピノ・ノワール好きなら必ず揃えておきたい生産者の一人かと思います‼︎

ソーセージの種類🌭

Bonjour‼︎

ソーセージやウインナー、フランクフルトなど多種多様な加工肉食品がありますが、今日はソーセージの種類について深掘りしてみます。

そもそもソーセージとは、ひき肉に調味料や香辛料を混ぜ合わせ、牛や豚などの腸に詰めて加熱した食肉加工品の総称です!

私たち日本人の食生活にすっかり溶け込んでいるソーセージですが、発祥の地はヨーロッパ。ソーセージという名前も、塩漬けを意味するラテン語の「salsus」が語源であると考えられていますね。

ソーセージが考案されたドイツでは、冬は寒さが厳しく、農作物がほとんど育ちません。そこで飼育していた豚を加工して保存食にしたことが、ソーセージの始まりです。今や世界各地にソーセージの仲間とされる食品が存在しており、ソーセージの種類は1,000以上あるそうです‼︎

では全てとはいかないですが、代表的なソーセージをまとめてみます。

1.フランクフルトソーセージ

お祭りの屋台でおなじみのフランクフルトソーセージは、ドイツの都市フランクフルトが発祥地です。JAS法では「豚の腸または太さが20mm以上36mm未満のケーシングを使用したもの」を、フランクフルトソーセージと規定しています🤔

フランクフルトソーセージは串に刺して焼くと、焦げ目の香ばしい風味を楽しめます。ポトフなどの煮込み料理に使うのもおすすめの食べ方です。

2.ボロニアソーセージ

ボロニアソーセージには、ウインナーやフランクフルトソーセージよりも太いイメージがあるかもしれません。そのイメージ通り、JAS法では「牛の腸または太さが36mm以上のケーシングを使用したもの」と規定されていますね🤔

ボロニアソーセージは、イタリアのボローニャ地方の名産品。原料に豚のひき肉だけではなく、ダイス状にした豚の脂身を加えるのが、ボロニアソーセージの特徴です。加熱せずに食べられるため、そのまま薄くスライスしてサラダにトッピングしたり、オードブルなどに使われたりします。

3.リオナソーセージ

日本ではあまり聞きなじみのないリオナソーセージは、フランスのリヨン地方を原産とするソーセージ。ひき肉にグリーンピースやチーズ、レッドピーマンなどを加えるのが、リオナソーセージの特徴です。JAS法でも、リオナソーセージは「野菜や穀物、ベーコン、ハム、チーズなどを加えたもの」と定義されています。

リオナソーセージは厚めにカットしてステーキのように焼いたり、彩りのよい断面を活かしてサラダや前菜に使ったりして食べられます。

4.レバーソーセージ

ひき肉にレバーを混ぜ込んで作るものをレバーソーセージといい、JAS法の規定では「原材料の50%未満にレバーを使用したもの」とされています🤔

ソーセージといっても食感はやわらかく、レバーペーストのようにバゲットやクラッカーに塗って食べることもあるそうです!

5.ドライソーセージ

イタリア発祥のサラミに代表されるドライソーセージは、乾燥させて保存性を高めた食品です。JAS法では「乾燥させて水分を35%以下にしたもの」と定義されています。

主に豚や牛のひき肉を使用し、なかには数ヶ月間の熟成を経て出荷されるものもあります。スライスしてそのまま食べるほか、ピザのトッピングでも人気のソーセージです。

6.セミドライソーセージ

セミドライソーセージはドライソーセージとよく似ていますが、JAS法では「水分を55%以下にしたもの」と規定されています。ドライソーセージよりも水分量が若干多いため、少ししっとりとしていてやわらかいことが特徴です。

有名なセミドライソーセージには、ロシアのカルパスがあります!セミドライソーセージは、スライスしてそのまま食べるのがおすすめです。

7.生ソーセージ

生ソーセージとは、加熱されていないひき肉をケーシングに詰めただけのソーセージです。一般的なソーセージは加熱処理されていますが、生ソーセージはそのままでは食べられないので、購入後に必ず加熱する必要があります。

JAS法では加熱処理したものをソーセージと定義しているため、生ソーセージはJAS法の規定外の食品となります。フライパンやグリルで焼くと、生ソーセージに香ばしい焦げ目が付いて、皮がパリッと食感よく仕上がります。ボイルする場合も、最後に表面を焼き上げることがおすすめです。

8.チョリソー

スペインのイベリア半島発祥とされる、豚肉を使ったソーセージをチョリソーといいます。パプリカを加えるため、赤色をしていることがチョリソーの特徴です。この色から「チョリソーは辛い」とイメージするかもしれませんが、本場スペインのチョリソーには唐辛子が入っておらず、辛味はないそうです🤔

チョリソーはそのまま焼いて食べる以外に、スパニッシュオムレツやパエリアの具材にも使われます。

9.ビアシンケン

ドイツ語で「ビールに合うハム」を意味する、太めのソーセージがビアシンケンです。ドイツ語で「ハム」という意味が含まれていますが、ダイス状の豚肉とひき肉を混ぜ合わせてケーシングに詰めているため、ソーセージに分類されます。

ビールのおつまみとしてそのまま食べるほか、フライパンで軽く焼いたり、パンに挟んで食べたりするのもおすすめです。

10.ブーダン・ノワール

ブーダン・ノワールは、豚の血と脂を使って作られるフランスのソーセージです。フランス語で「黒色」を意味する「ノワール」が名前に付いているように、黒い見た目と濃厚な味わいが特徴で、くさみはほとんどありません。

焼いたりボイルしたりして食べることが多く、フランスではソテーしたりんごやマッシュポテトを添えて食べられます。

11.ブーダン・ブラン

フランスには、ブーダン・ブランというソーセージもあります。先ほどのブーダン・ノワールとは対照的に、「ブラン」はフランス語で「白色」という意味です。豚や鶏の肉を主に使用して、小麦粉やパン粉、牛乳、牛や豚の脂などを加えて白く仕上げます。

フランスでは、ブーダン・ブランを特別な日に食べることが多く、特にクリスマスには欠かせない食材なんだそうです!

12.キルバサ

ポーランドでよく作られるキルバサは、豚や牛のひき肉にマジョラムやにんにく、胡椒を加えて作るソーセージです。長めのソーセージなので、真ん中で曲げられたU字の状態で販売・調理されることもあります。燻製して熱を加えるので、スモークの香りも楽しめますよ。

そのまま焼いてもよいのですが、スープや煮込み料理などの具材にしてもおいしく食べられます。

13.ハギス

スコットランドの伝統料理であるハギスは、ミンチにした羊の内臓を野菜と一緒に羊の胃袋に詰め、ゆでたり蒸したりして加熱するソーセージの一種です。

内臓のくさみを消すために、香辛料もたっぷり加えて作ります。濃厚な味わいなので、現地ではウイスキーをかけて食べることもありますよ。

パブメニューでは必ずありますねー

あなたの好きなソーセージはどんなタイプですか😋