みなさんこんにちは。
こう寒いと熱々のグラタンは、さらに美味しく感じますよね!子供の頃は、ハンバーグと凌ぎを削るご馳走ランキング上位の食べ物だった気がします😊
ということで、久しぶりに馴染み深いグラタンの世界について掘り下げてみたいと思います🥘

フランス🇫🇷のドフィーネ地方が発祥とされる郷土料理から発達した料理。
グラタンとは、もともとオーブンなどで料理の表面を焦がすように調理するというフランス料理の調理法、およびその調理法を用いて作られた料理の両方を意味するそうです。
日本だと、ベシャメルソースに肉や魚介類、マカロニを加え仕上げにオーブンで焼いた料理って印象ですが、本来はグラタンの調理法で仕上げた料理の一種という事なんですね🙆
当店のムサカやオニオングラタンスープ、エスカルゴバター焼きは、この調理法からいえばグラタンの派生ってことになります。
ちなみに、オニオンスープはドイツ🇩🇪やイタリア🇮🇹の郷土料理でもみかけますが、スープの上にバケットを浮かべ、チーズを振りかけてオーブンで仕上げるのはフランス料理のみなんですよ!
また、似たような料理で米料理にベシャメルソースをかけてチーズをのせて、オーブンで調理するドリアは1930年頃、横浜ホテルニューグランドの初代料理長考案の日本発祥の料理なんです。
ですから、ドリアは欧米では通じないので、ライスグラタンあるいはライスキャセロールと呼ばれる事が多いみたいですね🍚
グラタンの話を書いてましたら、何だか久しぶりに作りたくなります!もちろん、日本版🇯🇵グラタンですけど(笑)