今さら聞けないブルゴーニュ生産者🇫🇷11

Pocket

Bonjour‼︎

昨晩の雨で気温が下がり、涼しくなるかと思いきやムシッと暑い曇天☁️

せめて晴れ間が見えれば、気がまぎれるのですがしばし不安定な天気となりそうですね。

さて、今回もブルゴーニュのオススメ生産者を紹介していきます!

ヴォルネイのトップ生産者として名高いプス・ドールです🍷

世界最高峰のワインといわれるロマネコンティ、そのオーナーだったデュヴォー・ブロシェ家の所有地の一部がプス・ドールのドメーヌでした。その起源は、1100年頃のブルゴーニュ公の時代に遡るといわれる最古参のドメーヌでありながら最新技術を導入し、テロワールを尊重したワイン造りを続けています。

ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールのワインはピュアで洗練されています。果実味、酸、そしてタンニン、それぞれの要素が高次元でバランスよくまとまり、若いうちから十分に楽しめ、熟成にも耐え得るタイプです!

特にブルゴーニュ大公家が所有し、その後フランス王家のものとなったとされる、このドメーヌのモノポール「クロ・ド・ラ・ブス・ドール」は、力強さとエレガンスのせめぎ合いが面白いワイン。様々なアペラシオンが増えたとはいえ、ヴォルネイを語る上では欠かせないドメーヌのひとつですね🤔

またプス・ドールでは、テロワールを表現する上で、なによりも重要なブドウとブドウ畑にもこ強いこだわりを持っています。パトリック氏が経営を引き継いで以降、ヴォルネイだけにとどまらず、積極的にブドウ畑を購入しているのが特長的です。

1998年にコルトン・クロ・デュ・ロワ及びコルトン・ブレッサンドを入手したのを手始めに、2004年にはピュリニー・モンラッシェ・カイユレを、2008年にはシャンボール・ミュジニーのドメーヌ・モワンヌ・ユドロを買い取っています。 

その他にも、プルミエ。クリュでは、グロゼイユ、フースロット、シャルム、レ・ザムルーズを、そしてグランクリュではボンヌ・マールを買い取ったことにより、合計18ヘクタールの畑を有し、年間9万本のワインを市場に送り出す一大ドメーヌとなっています。栽培されるブドウは、化学肥料を使わず、有機肥料を使用するビオロジックにより育てられています!

ちなみにお召し上がりの際は、「2時間前の抜栓」、「ダブル・デキャンタージュ」をされることをおすすめいたします。ワインがより開き、本来の味わいが引き出されると、ドメーヌ当主もコメントしておりますね😊

当店には、今のところピュリニー・モンラッシェ カイユレの取り扱いがございます。ご用命の際にはお申し付けください!