Bonjour‼︎
シャトー・ラグランジュで最高戦略責任者兼副社長の桜井楽生氏は、二足の草鞋を履くことに決めた。
今風に言えば「二刀流」である。しかも、2つめの拠点は北海道というニュースでした!
ちょっと意外でしたので、掘り下げてまとめてみます。

すでに2014年から高品質なスパークリングワイン産地の可能性を、日本国内で調査し始めていたそうです。
調べてみると、北海道伊達市は年間を通して降雨量が少なかった。2014年から伊達市に通うようになり、4〜5年かけて少しずつ調査を進めました。北海道には粘土質の土壌が多いけれど、伊達市周辺は有珠山が何度も噴火していて、火山性で砂礫が多く、水はけがよかった。
平均気温が低くスティルワインには向きませんが、スパークリングワインには最適だろうと考えました。しかも、まだ誰もブドウの生産者がいなかった。自分が10年、20年かけて、ここを世界に誇るスパークリングワイン産地にできればおもしろいと思ったとの事です!
2019年に試験栽培された伊達市のブドウを使ったスパークリングワインは、2022年に670本生産され、周辺のホテルなどで提供されたそうです!
現在のブドウ生産者数は、5事業者。経験の浅い地でブドウやワインの品質を高め、その知見を共有しながら生産者を増やす取り組みが本格化する。目指すのは、「アジアのシャンパーニュ」
非常に興味深いワイナリーで、函館のモンティーユといい、マーケットをワールドワイドに捉えているので期待値もありますねー😊
北海道民として、是非情報を伝えていきたいものです。