Bonjour‼︎
今日はエノテカさんにて、ルイ・ロデレールのマスターセミナーを受講してきました!
醸造責任者とオンラインでつなぎ、今のシャンパーニュについて興味深い話を聞けました🤔

まず、ルイ・ロデレールは1世紀以上にわたり、代々家族経営のメゾンです。
代表的なクリスタルをはじめ、スタンダード・キュヴェではブリュット・プルミエは有名ですよね。しかしなが、現在ではこのブリュット・プルミエのシリーズは終売となり、コレクション242が新しくリリースされました。
なぜに人気のキュヴェの販売をやめたのか不思議に思ったのですが、今のシャンパーニュ地方の話を聞くと納得しました😊
やはり、天候の影響に伴い、葡萄の生育状況がヴィンテージ事に異なるのが1番の要因らしいです。
そもそもリザーヴワインをアッサンブラージュして、なるべく同じ品質にしてリリースしていたブリュット・プルミエですが、時には品質的にスタンダード以上の仕上がりになってしまう場合もあったようです。
そこで、マルチヴィンテージのシステムを採用して、同じ品質にこだわらず、その年に1番素晴らしいシャンパーニュを造る事に特化したそうです。
コレって失敗のリスクもかなり高いと思うのですが、ルイ・ロデレール社は挑戦し、さらに高みを目指しているそうです。
畑仕事は人と馬で、循環型の自然農法にこだわり、畑の区画ごとフリーランジュースをステンレスタンクにて保存して、しかもヴィンテージ事に細かくブレンドするので、凄まじく大変な作業を行っているのに驚きです。
なんとなく、キンキンのシャンパンを飲みがちですが、生産者の絶え間ない努力と愛情を知ると大切に飲まないといけないと感じましたね😖