今さら聞けないバスクベレー帽🎩

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Bonjour‼︎

前回に引き続き、バスクシャツの話の流れでベレー帽にも違いがある事を伺いましたので、書き留めておこうと思います。

皆様はベレー帽の違いはご存知でしたか。今回は、発祥の歴史から掘り下げてみます!

ベレー帽の発祥は15世紀頃と言われており、ビレッタと呼ばれるカトリック教徒が被る角帽子が農民に普及し簡素化されたモノという説が有力なんだそうです🤔

確かな発祥国ははっきりとしていませんが、おそらくスペインやフランスあたりであるとされていますね!

ちなみに、ベレー帽の名前の由来はナポレオン三世がベレー・バスク地方に訪れた際に、この地方でかぶられていた帽子のことを『ベレー帽』と名付けたからとか…

バスク地方は他にも、前回取り上げたバスクシャツやエスパドリーユといったファッションシーンで活躍するアイテムの発祥地としても有名です。

バスク地方で作られるものは、よほど作りとデザインが高かったんでしょうね😊


さて、歴史について触れたところで、次にベレー帽の種類についてです。

大きく分けてベレー帽には『バスクベレー』と『ミリタリーベレー』という2つのデザインのものがあるのご存知でしたか?

◆バスクベレー帽

フェルト素材の帽子てっぺんにチョボがついているベレー帽のこと。

◆ミリタリーベレー帽

フェルト素材で、被り口にレザーなどのパイピングが施されているモノ。チョボは無い。

上記のような特徴の違いがあり、バスクベレーは、15世紀からほとんど変わらず存在するベレー帽で、芸術家や数多くの偉人から愛されていました。個人的に、ピカソがかぶってる印象がありますね😊

一方ミリタリーベレーの歴史は浅く1940年代の第二次世界大戦頃から軍で使用されていたようです。

こちらは、なんとなくチェ・ゲバラを思い出しますね…


ちなみに、ミリタリーベレー帽にはイギリス式とアメリカ式のかぶり方があるそうです!

ミリタリーベレー帽はベロ(垂れ)が大きく、着用の際にはベロを下に垂らして着用します。

イギリス式:自分から見て右側にベロを垂らす
フランス式:左側にベロを垂らす

あなたはどちら式でかぶってましたか😊