今さら聞けないバスクシャツ👕

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Bonjour‼︎

出勤途中でバスクシャツなるポスターを拝見したのですが、あのスペインのバスクと関係あるのかと疑問❓

バスクについて詳しいお客様に伺ったところ、本当に関係がある事が分かりました‼︎

という事で、私の素朴な疑問バスクシャツについて掘り下げてみます。

そもそもバスクシャツ=ボーダーシャツという認識で良いのだろうか?

フランスとスペインにまたがるバスク地方にて誕生したとされるシャツなのは間違いないようです!

もともとは、漁師や船乗りの仕事着として生まれ、アメリカ人画家のジェラルド・マーフィがリゾートウェアとして1920年代に世に広めた事で流行化したとされ、画家のピカソやゴルチェなども愛用していた事でも有名です。

そして1850年には、フランス海軍の制服としても採用される由緒正しきマリンアイテムなんですねー🤔

ちなみに、白地にネイビーの縞の配色がもっとも一般的らしいです…

大まかな特徴は3つ!

  • 密に編み上げられた風を通しにくいカットソー地
  • 着脱しやすいボートネック(船底の形をしたネック)
  • 海上での視認性が高いボーダー柄(最近は無地も定番になりました)

では、なぜに船乗りや漁師さんのワークウェアとして浸透したのかというと理由があるようです。

海でも目立ちやすいボーダー柄や、溺れてもすぐに脱ぎやすい大きくカットされた首元(ボートネック)が重要なポイントみたいですね。

ただし、バスクシャツ=ボーダー柄というわけではないようです😖

ボーダー柄が一番の特徴ですが、その他、厚手のコットン地で、動きやすいようにゆったりとしたシルエットのものを今では一般的にバスクシャツと呼称するらしいです。


ちなみに、日本ではバスクシャツと呼ばれ定着していますが、実はフランスではその呼び名は通用しないようで、ブルトンマリンとかマリニエールといった呼ばれ方をするそうです。

日本での呼び名に関しては、ヘミングウェイの小説「海流のなかの島々」の中でバスクシャツという和訳が出てきたことから、とも言われているそうですよ🤔

何せよボーダーシャツにそんな深い意味があったとは恐れ入りました🙇‍♂️