Bonjour‼︎
最近流行りの異世界アニメを観ていたら、キャラクターが土下座をするシーンがありまして何となく違和感を感じた訳です。
某ドラマの有名になったシーンとしてもお馴染みな土下座ですが、日本人がやってるとしっくりする気がするのは私だけでしょうか?
なんか平伏とも違うような気もします。
気になってしまったので、今日は土下座のルーツについて掘り下げます!

日本の礼式のひとつで、姿勢は座礼の最敬礼に類似するものとされています。だから、日本のドラマでもしっくりきた訳ですね!
さて、今でこそ「土下座」は謝罪の行為であるとみなされていますが、そのような意味で使われるようになったのはそれほど古い話ではないそうです!
本来「土下座」は、貴人の通行の際にひざまずいて額を低く地面にすりつけて礼をしたこと(『大辞泉』)をいったとされてます。
「土下座」に謝罪の意味が加わったのは、第二次世界大戦後のことらしいです🤔
では、第二次世界大戦後にどういった事情があって「土下座」に謝罪の意味が加わったのだろうか。
そのきっかけが実にユニークで、テレビドラマの『水戸黄門』の影響ではないかという説!
ただ、クライマックスの「土下座」は葵の紋所に畏れ入っているのであって、謝罪ではなかったはずですがね…
いずにしても。インパクトが大きく謝罪を受け入れようとしない相手の気持ちを揺さぶる破壊力が大きい半面、使い方を間違えればひんしゅくを買う可能性もありますよね!
たまに、有名人の不祥事でカメラの前で土下座したりするのを見受けられますが、なんか余計嫌になったり、反省してないように思えたりするのは不思議な現象です。
できれば使いたくない謝罪の最終兵器ともいえる行為ですが、実は、日本文化に根ざした「深い」意味合いがあるのは知っても良いかもしれないですね🙇♂️