ゲリラ豪雨と集中豪雨☔️

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Bonjour‼︎

北日本も凄まじい雨で、一部冠水したニュースが報道されてましたが、最近は良く集中豪雨って聞きませんか?

ちょっと前は、ゲリラ豪雨なんて言ってたような気がして、今回は言い方に違いがあるのか調べてみました!

集中豪雨➡︎狭い範囲に数時間以上強い雨が降り続けること。

ゲリラ豪雨➡︎「局地的大雨」のことで、数十分のうちに狭い範囲で強い雨が降ること。

ざっくり違いをまとめると上記の通りで、範囲や時間が関係していそうですね🤔

『集中豪雨』

気象庁では「同じような場所で数時間にわたり強く降り、100mmから数100mmの雨量をもたらす雨」のことを集中豪雨と定義しているようです!

重大な水害や土砂災害をもたらす可能性があり警戒が必要である。梅雨前線(5~7月ごろ)(※)や秋雨前線(8月後半~10月ごろ)などによって発生することが多いのも特徴的です。

『ゲリラ豪雨』

予想できない奇襲のような局地的大雨のことを意味し、特にマスコミ用語として使われるそうです‼︎急激に雨が降り災害にも発展するような、強い夕立のようなものとされてますね。

気象庁の定義ではゲリラ豪雨は「局地的大雨」や「短時間強雨」のことで、局地的大雨は「急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に数十mm程度の雨量をもたらす雨」と定義されているそうです。


どちらも入道雲や雷雲などと呼ばれる積乱雲から発生します。積乱雲とは上昇気流によって山のように巨大になった雲のことで、ゲリラ豪雨はひとつの積乱雲が発生して消滅するまでに起こる強い雨で、短時間で終了する。

ゲリラ豪雨からさらに条件が整うことで、積乱雲が次々と発生し長時間にわたり強い雨になってしまうのが集中豪雨という事ですね。

『集中豪雨』

元はゲリラ豪雨と同じくマスコミ用語だったようです!1953年の京都府の南山城水害や、1985年の島根県の豪雨などの新聞記事で使われたことから広まったと言われてます。

死者が大勢出たような災害でも、狭い範囲すぎて被害が出るまで気が付かなかったようなものに対して付けられた名称で、現在は気象学においても定着した名称。

『ゲリラ豪雨』

19世紀にナポレオン率いるフランス軍がスペインに攻め込んだが、スペインの民衆が対抗してフランス軍に少人数の奇襲攻撃(ゲリーリャ)を仕掛けるという出来事があった。そこから「予想できない奇襲」のことをゲリラと呼ぶようになった。

ゲリラ豪雨も、短時間で狭い範囲に奇襲のように襲ってくる雨としてマスコミにおいて定着し、2008年には新語・流行語大賞にノミネートされた名称。

気象学的な定義の違いこそあれど、雨による災害が起きかねない状況であることは共通しているかもしれませんねら🤔

ちなみに、線状降水帯というのも最近よく耳にしますよね!

その名の通り、線のように存在する雨雲の様子を指すそうなんですが、実は「線状降水帯」には正式な定義はないそうです!

一般的には、激しい雨を降らせる積乱雲が集まったもので、大きさは幅20~50km・長さ50~200km。数時間同じ場所にとどまる性質があるものが「線状降水帯」と呼ばれています。

ある一か所で積乱雲ができ、風に乗って移動したあとに、風上側に新しい積乱雲が次々と発生することで、積乱雲が線状に発生し続けるとされています。


まとめ

前線などで発生した積乱雲が線状に伸びたものが「線状降水帯」です。線状降水帯が発生すると、大雨が長時間続く「集中豪雨」になる可能性があるということ。

一方で、「ゲリラ豪雨」とは、突然強烈な雨が突然降りだすこと。
まとまった地域ではなく、局地的に積乱雲が発生することで、ある地域だけ突然大雨が降ることがあります。

気温の変化が激しいと、突然の大雨=ゲリラ豪雨になりやすいと言われています☔️

・梅雨前線=高気圧と低気圧のぶつかる場所
・線状降水帯=積乱雲の形状
・梅雨、ゲリラ豪雨=天気の様子

なんせよ予想できない現状もあるので、早めに安全な場所に避難するなり、日頃の準備も大切だと感じます。

毎年の被害やニュースを見る限りでは、他人事では済まされないのが昨今の状況です!