Bonjour‼︎
暑いうちに、なんとか皆さんにチャコリをご提供出来るようにただいま段取り中です。
その間に、バスクワインについて掘り下げながら、ちゃっかりPRでございます🙇♂️

バスク地方の中心は北西に位置するビスカイア県にあるビルバオ。
ビルバオを中心とした都市圏は100万人の人口を抱え、これはスペインで第5位に当たります。
ビルバオは19世紀から20世紀初頭にかけて工業都市として発展しました。
しかし1940年前後の内戦とそこから続く政情不安によって、1980年代にかけて衰退していきます。
転機は1990年代。
インフラへの投資を行い、芸術とサービスの街となったのです。
その象徴と言えるのが、ビルバオ・グッゲンハイム美術館です。

このビルバオと並ぶ観光地が、東側ギプスコア県に位置する都市サン・セバスティアン。
ビスケー湾に面した大変風光明媚なところです。
サン・セバスチャンは美食の街として有名。
スペインに7件だけあるミシュラン3つ星レストラン。
そのうち2軒はこのサン・セバスチャンにあります。
アケラレとアルサックです。またもう一軒もサン・セバスチャン近郊。
高級レストランは間違いなく世界トップクラスなんだそうです!
生きている間に一度は行ってみたいですねー🤔
そして多くの観光客を迎えるスペインバル。こちらは地元民も含めた日常グルメ。
ビルバオとサン・セバスチャン。チャコリはその両方で楽しまれています!
では、スペインのパル文化とは…
スペインのバルとは、喫茶店と居酒屋と食堂とコンビニエンスストアが一緒になったようなものと言われます。

スペインのバル料理として有名なのが、⬆️のようなピンチョスとタパス(小皿料理)です。
ピンチョス(=つまようじ)とは、パンの上に様々な具材を乗せて、つまんで食べられる軽いおつまみのことですね。
街の至る所にあるバルで、明るい時間から1,2杯の酒と数品のピンチョスやタパスを楽しむ。その1軒で終わらず、2軒、3軒とはしご酒するのが本場の楽しみ方なんだそうですよ😊
街中にバルのあるバスクならではの楽しみ方といえますね。
さて、今回はチャコリについては触れませんでしたが、文化的背景について簡単ですがまとめてみました。
次回は、よりチャコリについて具体的に解説しようと思います。