アニサキス撲滅🐟

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Bonjour‼︎

今日は日本人にとってはありがたいニュースをピックアップしたいと思います。

昨今、魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えています!

この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社があるそうです。

そして、なんと昨年6月、切り身に高圧電流を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発したとの事なんですね‼︎

食中毒の発生件数は、アニサキスを原因とするものが18年以来、4年連続1位となっているようで、生食を文化とする日本人には死活問題です。

そこで福岡市の水産加工メーカー、ジャパンシーフーズが熊本大学などと連携し開発した「アニサキス殺虫装置」は、切り身に100メガワットの電気を瞬間的に流すことで、アニサキスを殺虫する仕組み。一度に3キロのアジの切り身を6分で処理できるそうです🐟


アニサキスの有効な殺虫方法は、冷凍(マイナス20℃で24時間以上)するか、加熱(70℃以上、または60℃で1分)するかだが、それでは刺身の品質や鮮度が落ちてしまう。

生食の品質・鮮度を保ちつつ、アニサキスを撲滅できる方法はないかを検討した結果、冷凍・加熱以外でアニサキスを殺虫する方法として、「パルスパワー」という瞬間的な超巨大電力を用いた新たな殺虫方法を開発。こうして世界にも類例がない悲願の「アニサキス殺虫装置」が誕生するに至ったそうです。

今は次世代機も工場用途を目的とした装置らしいですが、さらに小型化を実現し、飲食店などでの設置を目指した開発も視野に入れているそうなので大変興味深いですよね🤔

そうなると、冷凍すると品質が著しく劣化するような魚ももしかしたら刺身で食べられるかもしれないです!