みなさんこんにちは。
中々外食で元気に乾杯はし難い時期ですが、何気にやる行為ですが作法とか違いがあったりするのでしょうか🤔
普段、とくに考えたことのない乾杯について掘り下げてみようと思います!

世界の乾杯を知っていると直ぐに仲良くなれる説は、個人的に観てきた統計的にはまんざらではないと思います。
今回は世界の乾杯の掛け声に注目してみます。
1.フランス🇫🇷
ビストロですから、まずはフランス様式をチェックします!
フランス語の「乾杯」はなんと「Cincin(チンチン)」。日本ではあまり大きな声では言えないかもしれませんね🤭
これはグラスがぶつかり合う音を表した挨拶ですが、フランスでは実際にグラスをぶつけ合うことはなく、目のあたりまでグラスを上げるのが乾杯の挨拶です。別の言い方だと「A votre sante(ア・ヴォートル・サンテ)」というそうです!
2.イタリア🇮🇹
こちらもフランス同様に、チンチンという掛け声になるそうです。グラスは目の高さまで持ち上げ、グラスは当てません。
「健康」という意味のイタリア語に由来する「Salute(サルーテ)」もポピュラーな乾杯の掛け声ですね!何か一つ覚えて使ってみたい!という方は、Saluteの方が日本人的には言いやすいですね😊
3.ドイツ🇩🇪
ビールの本場・ドイツの乾杯は「Prost(プロースト)」。相手の目を見て乾杯をしましょう。
世界最大のビール祭りであるオクトーバーフェストでは、乾杯の歌「Ein Prosit(アイン・プロージット)」が何度も歌われ、そこかしこで乾杯が繰り返されます。フォーマルな場では、「Zum Wohl(ツムヴォール)」も乾杯の言葉として使われます。
4.アイルランド🇮🇪
アイルランド語(ゲール語)の「乾杯」は、「Slainte(スランチェ)」。
アイルランドでは1人ずつ順番に、お互いにビールをおごり合うのがルールです。誰かが全員分のお酒を買いそれをみんなで分け合って乾杯、それを繰り返すそうです。
5.スペイン🇪🇸
スペイン語の「乾杯」は、健康や繁栄という意味を持つ「Salud(サルー)」。日本語に「酒は百薬の長」ということわざがあるように、スペインでも「お酒=ほどほどならば健康に良い」とされているのでしょうか。
ラテン系っぽく陽気に、語尾をたっぷり伸ばして言ってみましょう♫
6.中国🇨🇳
最後に北京オリンピックが行われている中華人民共和国の乾杯は「干杯(ガンベイ)」で、日本語に似ています。日本と同じくグラスをぶつけ合いますが、その際は主賓やホストのグラスがいちばん高い位置になるようにして尊敬の意を示します。
また、「干杯」と言ったら、文字通りグラスに入っているお酒を全部飲み干すのがルールなんだそうです🤔
さらにお酒は1人で飲むのではなく誰かを誘って飲むのが基本で、乾杯の言葉の種類で飲む量を確認します。「半杯(バンベイ)」はグラス半分飲む、「随意(スェイイー)」は好きなだけ飲むという意味なんです‼︎
乾杯の言葉で飲む量が決まるなんて、食文化が発達している中国らしい文化ですねー
イギリス🇬🇧やアメリカ🇺🇸の「cheers(チアーズ)」も聞いたり、観たりはします!
他の国々の文化的背景も気にしながら、乾杯のフレーズを覚えるは興味深いです。