今さら聞けないシリーズ!赤ワインの表現について🍷

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みなさんこんにちは。

『今さらですが、飲みたい赤ワインを伝えるのにどうしたらいいですか?』という質問がありましたので、初めての方でも自分の好みをお店の方により分かりやすく伝える表現法を簡単にまとめてみました🤔

折角なので、ワインのショップやレストラン、バーのいずれの場所でも通用する言い方で覚えておくと便利かも知れませんよ!

基本的に白ワインの場合は、甘口か辛口かのどちらかで大まかな情報は伝わります。

その上で、程度の詳細を伝えるとより自分の好みは伝わりやすいです!


しかしながら、赤ワインの場合はちょっと複雑です。

赤ワインの味を表現するときに肝心なポイントは、「果実味」や「渋味」をどう言い表すかです‼︎

「果実味」の表現は、赤ワインでとても多く使われます。覚えておきたいのは、「赤果実」や「黒果実」といった表現ですね!

イチゴやクランベリーなどのフレッシュで軽やか、チャーミングな「赤果実」。

そして、カシスやプラム、ブルーベリーのように深い味わいを持つ「黒果実」の味わいをイメージしてみてください。


次に大切なポイントは「渋味」です。果実味とのバランスが取れていて、適切な熟成がされていれば、この渋味こそが赤ワインの味わいの奥行きをつくってくれる要素で、赤肉に合うのも渋味があってこそですね‼︎

「酸味」「苦味」も赤ワインの表現で使われることは少ないですが、味を構成する大切な要素です。

「酸味」はフレッシュさ、「苦味」は力強さを演出する。白ワインのように糖度の高いワインは赤にはあまり見られないので、赤ワインの「甘味」に関する表現は少ないかもしれないです。

ちなみに甘口の赤ワインというと、ポートワインのよう酒精強化ワインもあるので混合しないように気をつけてください!

大体、これらの表現を加味した上で、

軽め➡︎飲みやすい➡︎渋くない

重め➡︎濃厚・渋い・タンニンが強い➡︎フルボディ

いわゆる一般的な赤ワインの伝え方でいうと、より自分の好みが伝えやすくなると思います😊


また葡萄品種の一般的な性質上で、伝える方法もありますが、この場合注意が必要のは例外もあると言う事です。

ピノ ・ノワールは軽めとイメージされてますが、一部のブルゴーニュやアルザス、カリフォルニアなどではどっしりとしたタイプもあります!

カベルネ・ソーヴィニヨンは、ボルドーの場合でもミディアムからフルまで様々で、人気のナパヴァレーですと濃厚な果実感が煮詰めたジャムのように感じたりもします。

品種で伝える際にも、少し表現をプラスするだけで、より伝わりやすくなります。

しかしながら、あえて全て伝えなくても、それが故に自分では選ばない新しい赤ワインとの出会いもあるとは思いますよ🍷