飾りじゃないのよ泡♬

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みなさんこんにちは。

ビールが美味しい季節になってきましたね🍺今日はそのビールについてのあるあるです。

たまにビールフェスやビアガーデンで、ビールの泡なしを注文してる方見かけますが、日本の樽生ビールを飲む際には泡なしはちょっと損してるかもしれませんよ😥

お店などで樽生ビールを飲む人はビール液と泡の割合があるのをご存知ですか?
黄金比率と言われるのが液と泡の比率が7:3です。

では、ビールの泡の役割について

1.ビール液は樽生から出て、空気に触れた瞬間から劣化が始まります。つまり酸化です。

樽生ビールを注文して飲まずに30分程置いてから飲むと、味が落ちているのを感じると思います。

これはビール液が空気に触れた事による酸化で味が劣化しているのです。このビール液の酸化を防ぐ役割が泡なんですねー🍺

飲み進めると泡がなくなり、ビール液が空気と触れて酸化する前に、グイッと飲んでしまうのが一番美味しい飲み方ですかね〜


2.グラスに注がれたビールには、炭酸が含まれています。酸化と同じように時間の経過と共に炭酸は抜けていきます。その炭酸が、ビール液から出てしまうのを防ぐ役割が泡なんです。

つまり、泡がビール液の上にあれば炭酸が抜けるのを防いでくれるので、ほどよい炭酸を含む美味しいビールが長い時間飲めるんですね🍺

瓶と缶ビールは炭酸が必要以上に多く含まれており、その為に樽生と比べると苦みや炭酸の多さから辛さが出てしまいます。

その多すぎる炭酸量を少なくする為に、グラスに注ぐ事で、缶ビールや瓶ビール内の炭酸をある程度逃がしてバランス良くなるんです!

そして、泡を立てて注いだ瓶や缶から出たビールは樽生ビールの泡の役割と同じように、炭酸をそれ以上逃がさないようにフタをする役割とビール液が空気に触れて酸化するのを防ぐ役割も担ってます👍


結論として樽生ビールは、やはり泡があったほうが安定した味わいを楽しめるって事ですかね〜

逆に、缶や瓶ビールはそのままより、一度グラスに注いでからの方がより美味しくバランスがとりやすいってことですね!

ちなみに、瓶や缶のビールは製造過程で加熱処理をしない生ビールとしての表記は可能ですが、実際の樽生ビールと大きく違うのはビール内の炭酸量だけで、中身は同じなんですよ😊