今さら聞けないシリーズ🐖豚肉編

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みなさんこんにちは。

札幌は久しぶりに暖かく、お花見にはちょうど良いくらいですね。

今晩あたりからは、☔️となりそうなので傘はお忘れなく‼︎

さて、今回はテーマを豚肉にして掘り下げてみようと思います。道産子は、豚肉好きが多いのでご存知かもしれませんが、備忘録としてまとめてみます。

◆肩

よく運動する部位なので、肉のきめがやや粗く、少しかためで赤身の多いのが特徴です。煮込料理に適しています。長時間煮込むと、コラーゲンたっぷりの旨味が出ます。

◆肩ロース

赤身の中に脂肪が粗く混ざり、豚肉特有のコクと香りがあります。ひき肉、角切り、薄切りなどでいろいろな料理に利用されます。しょうが焼きや酢豚にも適しています。

◆ロース

肉のきめが細かく柔らかい部位で、適度な脂肪が特徴。脂肪に旨味があるので取り除きすぎないようにします。ポークソテーやローストポークのような料理に適しています。洋食では定番の部位ですかね~

◆ヒレ

肉量が少なく貴重な部位で、豚肉の中で最上の部位と言われます。脂肪が少なく淡泊な味なので、トンカツやソテーなど油を使った料理でおいしく食べられます。

◆バラ

肉質は柔らかく、赤身と脂肪が層になっています。骨付きはスペアリブと呼ばれ、バーベキューで楽しまれます。また角煮や焼き豚などの煮込み料理や、薄切りにして炒め物にするのにも適しています。

◆モモ

筋肉の多い赤身の代表的な部位です。全体的に脂肪が少なく、肉質はきめ細やかでやわらかい。塊のままローストポークにしたり、焼き豚にもおすすめです。

◆外もも

おしりに近い部位。赤身をを主体とした部位で、肉食の濃い部分はきめが粗いので、薄切りにするか煮込み料理や豚汁に利用します。味は少し淡白でほとんどの料理に適していますよ

◆トントロ

脂の乗りがよく、豚には珍しいサシが入り、とても 美しい姿をしています。焼くとコリコリして歯ごたえのあるジューシーな肉質です。焼き肉では割と定番ですねー

◆ハツ

コリコリとした歯ざわりが特徴で、脂肪が少なくクセの無い淡白な味。心臓の強化にも役立つビタミンB群や鉄も多く含まれています。

◆レバー

内臓の中で最もやわらかく、栄養が豊富に含まれている部位で、ビタミンAや鉄などミネラルを豊富に含んでいます。ヘルシーでダイエットにも有効とも言われています。

◆マメ

マメとは腎臓の事なんです‼︎内臓の中で最もやわらかく、栄養が豊富に含まれている部位で、ビタミンAや鉄などミネラルを豊富に含んでいます。ヘルシーでダイエットにも有効とも言われています。

◆ガツ

クセがなくコリコリとした歯触りがあり、食べやすい部位。味は淡白で、焼き物、炒め物に適しています。

◆小腸

薄くて細長く歯ごたえのあるのが特徴です。ソーセージの皮として広く使われていますが、煮込んでもとってもおいしく召し上がれます。

◆大腸

小腸と同様に、脂肪が多く付着しています。にんじん・大根・ねぎ・にら・キャベツ・こんにゃく等と、みそで煮込むもつ鍋によく合います。

◆タン

根元のほうが舌先より脂肪が多く柔らかくてよい味です。淡泊な味なので、シンプルな味付けによく合います。

以前、当店では柔らかく煮てから、カリッとソテーしてご提供したのですが、豚タンの硬いイメージからは想像できないくらいな仕上がりになりますよ‼︎

◆トンソク

食用には前足を用い、後ろ足はスープなどに使われます。コラーゲンを豊富に含み煮沸した後、調味料や香辛料を加えて調理すれば、ゼラチン質の独特な風味が楽しめます。

見た目はアレですが、食べると美味いので個人的には好きですね。

◆コブクロ

コブクロは子宮の部分で,脂肪が非常に少なくたんぱく質の多い、低エネルギーの部位です。柔らかく淡白な味であえ物等にも適しています。

北海道の場合は、すき焼きやしゃぶしゃぶが豚肉だったりする豚肉愛好地域ですね😊

豚肉はほとんど捨てる部位がない有難い食材です。感謝して、無駄なく、美味しく頂きたいです。

最近は、各地域でもブランド豚肉を飼育したりもしてます‼︎またの機会にでもご紹介できればと思います。