ボルドーが新品種導入🍇

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みなさんこんにちは。

フランスワイン🇫🇷について、考察したばかりでしたが、今年になって国立原産地名称研究所(INAO)は、ボルドー地方における赤ワイン用ぶどうの新品種4種と、白ワイン用ぶどうの新品種2種の使用を正式に承認しました!2021年から導入されるようです。

フランス農務省の一部門であるINAOによるこのたびの発表は、 ボルドーのワイン科学者と生産者たちが10年以上にわたって積み重ねてきた、 膨大な研究を集大成させたもののひとつだそうです。

  • 赤ワイン用4品種:アリナルノアArinarnoa, カステCastets, マルスランMarselan, トウリガ・ナショナル Touriga Nacional
  • 白ワイン用2品種:アルヴァリーニョ Alvarinho, リリオリラ Liliorila

今回の新品種導入に関しても、 過去10年間で52種以上にも上るぶどうが厳しい査定を受けてきており、 その中から6品種が厳選されたそうです。

このたび改正された国のガイドラインの下で、 ボルドーの新品種6つは、 「気候変動への適応において注目すべき新品種」と、 ふさわしい命名を受けました。

新たな品種の植え付けは、 目下のところ地方全植栽面積の5%が上限とされていて、 どの色のワインでも10%が最終ブレンドに占める割合の上限です。 そのため、 法の定めにのっとり、 ボルドーワインのラベル上にこれらの品種名が記載されることはありません。

ちなみに、現在ボルドーで認められている品種

AOC規定では6つの赤ワイン用基準品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、 カベルネ・フラン、 メルロ、 マルベック、 カルメネール、 プティ・ヴェルド)と、 8つの白ワイン用基準品種(セミヨン、 ソーヴィニヨン・ブラン、 ソーヴィニヨン・グリ、 ミュスカデル、 コロンバール、 ユニ・ブラン、 メルロ・ブラン、 モーザック)

こうしてみると、今後はフランス🇫🇷から始まり、他の国でも気候に対しての栽培品種の変化は見られるのではと思います。

そういう意味では、北海道もこれからは可能性がある葡萄品種で、新たなるワイン造りができるかもしれないですね‼︎

何にしても自然には逆らえず、その自然に寄り添うカタチで変様していくのが、我々ヒトの知恵なのだと考えさせられました🤔