今さら聞けないシリーズ🥓アイスバイン編

Pocket

みなさんこんにちは。

今日は当店でも人気のアイスバインについて掘り下げてみます。また、同じような発音でのアイスヴァインとの違いについても、良く聞かれるので触れておこうと思います。

アイスバインとは、ドイツを代表する家庭料理の1つです。

ローリエなどの香辛料(スパイス)と一緒に塩漬けした骨付きの豚すね肉に、香味野菜(ハーブ)を合わせてじっくりと煮込んだ料理がアイスバイン🍖

また豚すね肉に限らず、骨付きの豚足を塩漬けにして燻製した料理も、アイスバインと呼ばれることがあるそうです。

アイスバイン(eisbein)という名前の由来には、諸説あるといわれています。

1.ラテン語で「坐骨」を意味する「os ischbeen」という名詞が名前の由来という説

2.ドイツ語で「Eis=氷」、「Bein=脚」ですから、かつて動物の骨をアイススケートの靴のエッジとして使用していたことが由来という説

3.肉に含まれるゼラチン質がいったん煮込んでから冷えて固まると、氷のように見えるからという説

個人的には、造っている過程をみると定説3のように感じますかね〜

では、よく似た名称の「アイスヴァイン(Eiswein)」についてですが、こちらは食べ物ではなくてワインですね🍾

アイスヴァインは、凍らせたブドウの果実から作られた甘口の高級白ワインで、やはり本場ドイツでよく知られている名物なんです‼︎

日本人的には発音がややこしいですが、要は『塩漬けにしたハムのような加工肉の一種』と、『ドイツの高級甘口ワイン』と違いさえ覚えておけば問題なしです😊