イタリアワイン🇮🇹⑥

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みなさんこんにちは。

もうすぐイタリアの葡萄品種もある程度目処がつくと思いきや、ちょっと調べたらざっくり50種くらい増えてしまいました(ノД`)

とりあえず、あと数回でまとめにして、都度新しい品種に出会えたら、アップデートしていく感じにしたいと思います‼︎

22.フリウラーノ

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州とヴェネト州で広く栽培されている品種。
この品種の起源については2つの説がある。ひとつはハンガリーから1800年中ごろにイタリアに輸入されたという説である。ハンガリーにあるFurmintという品種と非常に似通っているという。もう一つは同じくハンガリーから1200年頃に持ち込まれたフィウラーナという品種を元とする説である。

ハンガリーにあるTokayとの混乱を避けるため、イタリアで広くつかわれていたトカイ・フリウラーノの名称はなくなり、2007年ヴィンテージからフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州では「フリウラーノ」、ヴェネト州では「タイ」という新しい名称に改められたそうです。

白い花や蜂蜜のデリケートなアロマに、繊細で上品な味わい。あと口にビターアーモンドを感じさせ、生ハムやサラミ、野菜料理との愛称は抜群ですよ🥕

23.プリミティーヴォ

カリフォルニアのジンファンデルと同じ品種🍇

プーリアのサレント半島を中心に栽培されています。果実味豊かで、アルコール度数が驚くほど高く、タンニンは柔らかく、濃厚なワインとなります。

当店でも、グラスワインで提供する事がありますが、ここ数年のトレンドで濃くて、酸味が穏やかで、果実味があるタイプという事で人気のある品種ですね!

24.メルロ

フランスの南西部にあるジロンデ、特にボルドー地方を起源とする品種。

フリウリやヴェネトでは19世紀後半からほとんど地元品種として栽培され、デイリーワインが造られてきました。ブルーベリーなどの果実味と柔らかい味わいが特徴。トスカーナでは、国際的スタイルのワインとして成功してます。

25.モンテプルチャーノ

アブルッツォ州、マルケ州などで栽培されている黒葡萄です🍇

果実味豊かで、アルコール度数が高く、タンニンが柔らかいワインとなります。力強いが、やや荒々しく野生的なワインになりがちです。

統制保証付原産地呼称 認定ワインのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ やロッソ・コーネロ 、統制原産地呼称 認定ワインのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ 、ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ などによって非常に有名である。

26.ランブルスコ

エミリア地方で栽培されるヨーロッパ系野生品種。屈指の美食の都、エミリア・ロマーニャ州で生産される微発泡の心地良い赤ワインとなり、甘口から辛口まで幅広くあります🍾

ソルバーラ、サラミーノ、グラスパロッサ、マエストリなど数多い品種の総称ですね。

27.リボッラ・ジャッラ

リボッラジャッラのワインはイタリアで古くから造られており、イタリア北東部の白ワインの銘醸地としても有名なフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州がおもな産地です。
リボッラジャッラからは、近年注目を集めるオレンジワインも造られており、栽培が増加傾向にあるイタリアの固有品種です。

コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリや、コッリオ・ゴリツィアーノなどのD.O.C.認定の白ワインとして人気を集めています。

繊細な花の香りにレモンやりんご、アカシアの花のなど豊かな香りが感じられ、ミネラルのニュアンスが強く感じられます。
リボッラ・ジャッラ単一のグラッパやスパークリングワインも造られています。

また、イタリア、フリウリ州の東の産地であるコッリオでは、リボッラ・ジャッラを使ったオレンジワインが造られており、このオレンジワインはもともと、ブドウの果実をプレスする際に、ブドウの果皮がしっかりしているため、果汁があちこちに飛び散ることを懸念し、赤ワイン同様ブドウの皮をそのまま浸漬してワインを造ってみようと考えたのが、現在のコッリオで造られるオレンジワインの起源です。

オレンジワインは近年世界中で注目されるようになってますね〜😁

イタリアワインの品種を調べていくと、何となく小さい『ッ』って多い気がします(笑)

だから、中々似た名前が多くて覚え難いんですかね。。