イタリアワイン🇮🇹③

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みなさんこんにちは。

前回に引き続き、イタリアワインの葡萄品種について掘り下げいきます。

正直、備忘録的には良いネタかと思い書き始めたのですが、予想以上に種類がある為に、しばらく数回に分けての記事になりそうです。

7.グレーラ

昔はプロセッコと呼ばれていた白葡萄です🍇

名前が変わった理由

➡︎原産地呼称としてプロセッコが認められた際に、葡萄品種名をそのままにしておくと、世界各地にワイン名にプロセッコの表記がついた銘柄が造られる可能性がある事から、それを避けるために名称変更をしたそうです!

白桃、メロンの鮮やかなアロマをもち、フレッシュな味わいのワインとなります。

8.グレコ

カンパーニア州の土着品種🍇

内陸部イルピニア地方では、グレコ・ディ・トゥーフォを生みます。

蜂蜜のアロマをもち、酸とミネラルが強く、強靭なボディの力強い白ワインとなります。

酸化しやすいので醸造が困難なのも特徴ですね!

9.コルヴィーナ

ヴァルボリチェッラ、アマローネ、バルドリーノなどに使われるヴェネト州の重要な黒葡萄🍇

チェリーの香りをもち、タンニンは優しい。フレッシュなワインに適してはいますが、陰干しにより重厚なワインとなります🍷

当店でも、アマローネをご用意してましたが、海外からのお客様が好んでいたような印象でしたね〜

アレグリーニのアマローネ・デッラ・ヴァルボリチェッラ・クラッシコは、清涼感溢れるまさに高級ワインって感じでした‼︎

陰干しして醸造を行うことを、アパッシメントと言います。もともとはアマローネを造る製法で、水分を飛ばすことによって、エキス分を凝縮させたブドウができ、そのジュースからワインを造るために、必然的に凝縮感のある濃厚なワインができるわけですね!

ただ、アマローネのようなワインはそれなりに高価になってしまいます。

初めて試してみたい方は、他の地域で同様のアパッシメントして造られるワインがありますので、そちらから試して頂くのもアリです👍

10.コルテーゼ

イタリア・ピエモンテ原産の品種で、そのほとんふどがピエモンテ南東部で栽培されています。

糖分と酸のバランスがとれたニュートラルな味わいのワインになり、とくにガヴィ地区で造られている白ワイン「ガヴィ」が有名です。

当店でも、季節によりグラスワインでガヴィをご用意致しますが、ミネラル感豊かで、品格のあるものが多く、人気がありますね!

ちなみにガヴィの場合は、コルテーゼ単一品種で造ることが義務付けられているそうです。

味わいのバランス的には、魚介料理や前菜、パスタには合うと思います。

気軽にガヴィをと思う方は、フラテッリ・ジャコーザのガヴィはお手頃でオススメです😁

11.サグランティーノ

ウンブリア州のモンテファルコの土着品種🍇

世界一ポリフェノール含有量が多い品種なんだそうです。色が濃く、凝縮感のある果実味をもち、タンニンが強く、アルコール度数が高いワインとなります。

とても濃厚でパワフル、甘口から辛口、陰干しワインなども造られているようで、私自身もまだ飲んだ記憶のない品種です💦

ウンブリアの州都はペルージャ。ペルージャといえば、私と同じくらいの世代の方はみんな中田英寿氏を思い出すのでは…

紀元前には当時居住していた古代エトルリア人がワイン造りを行っていたと言われるほど古い歴史を持っているそうで、いつか試して、皆さんに紹介したい興味深い品種ですね🍷

しかし、イタリアの葡萄の歴史を追いかけると膨大な時間を必要としそうです(笑)

またまだ半分くらいですが、やはりイタリア🇮🇹を紹介した後には、ビストロですからフランス🇫🇷の葡萄品種についても、記事にしたいですね。

とりあえずは、イタリアワインの葡萄品種についてしばしお付き合い願います😊