みなさんこんにちは。
札幌は集中対策期間も延長となっていましたが、全国的に感染症抑制の為という動きになりそうです。
当店も出来うる対策と、皆様のご協力のもと営業させて頂いております。特に、年末年始に掛けて懸念されている状況です。
年末のお酒を飲む席で、誠に恐縮ですが新型コロナウイルス感染症の基本的対策にご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
さて、今週末辺りには予定しているご褒美ワインの紹介なんです🍾

『ドゥ ラドゥセット プイィ・フュメ’17』(左)
ラドゥセットは、ロワール地方最大の造り手で、200年以上品質至上主義を貫いてきた、超正統派の老舗生産者として知られています。
プイィ・シュル・ロワールを始めとする、7つの村で生産されるソーヴィニヨン・ブラン種を使用しています。
フュメとは、「煙でいぶした」という意味で、燻製したような、あるいは火打ち石を打ったようなと表現される独特のアロマを持っています。
ミントやハーブの香りがあり、キレのある酸味と果実味による流れるような喉越しが特徴です。
爽やかな風を吹き込むようなサッパリとした味わいですが、十分な骨格があるため、良質なワインらしい長い余韻も感じられます。
『シャトー ラグランジュ サン・ジュリアン’14』(右)
シャトー・ラグランジュの歴史は中世にまで遡ります。当時「ラグランジュ・モンテイユの高貴な館」と呼ばれており、領地の一部はボルドー聖堂騎士団に所属していたそうです。
1842年から1875年にかけて、シャトー・ラグランジュは、第一期の黄金時代を迎えます!
当時の所有者は、ルイ・フィリップ朝の元内務大臣デュシャテル伯爵で、この時代にグランクリュの第3級に選定されています。1983年12月、サントリーが購入し、佐治敬三社長と鳥井信一郎副社長(当時)の号令の下に巨額な投資を行うとともに、ワイン生産・経営陣にマルセル・デュカス、鈴田健二を任命、畑から醸造・貯蔵設備にいたる徹底的な再構築を断行した。その努力により、現在シャトーは、目をみはるような復興を成し遂げていますね。
カベルネ・ソーヴィニヨン76%の高比率で、メルロー18%、プティヴェルド6%で造られる2014年もエレガントでチャーミングに仕上がったと言われ注目されるヴィンテージ!つぶれたカシスやブラックチェリー、プラムソースを使ったフルーツケーキのアロマにチョークや黒鉛のフィネスの究極格付のファーストラベルは特別な1杯になりますよ🕺